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NISAで2つの口座を持てないってホント?!金融機関変更をした主婦のブログ

こんにちは!shippoです。

2024年からスタートした新NISAですが、口座の開設数は2025年6月末時点のデータで約2700万口座(金融庁)になるそうです。現在は18歳以上しか口座を持てないので、ざっくり4人に1人くらいがNISA口座を持っている感じです。開設できる金融機関もたくさんあって迷ってしまいますよね。

これだけNISA口座をもっている人が増えてくると、別の金融機関で2つ目のNISA口座を開設したいという声もあるかもしません。複数の口座を開設してもいいのか疑問に思っている人もいることでしょう。

私のようにとりあえず開設してはみたものの、他の金融機関の方が良かったと後悔している人もいるのでは?💦

私自身、旧NISA時代に家族に言われるがままよく考えずにNISA口座を開設してしまい、後悔したことがありました。今回は、その経験を織り交ぜながら、ブログを書いていきます。

このブログを読んでわかること

・NISA口座は1人一つしか持てない

・主婦がNISA口座の金融機関を2回変更した理由と注意点

・NISA口座の金融機関変更の手続きの方法

目次

NISA口座が1つしか持てない理由

新NISAは非課税枠が1800万円と非常に大きく、私たちにとってとても有利な制度です。ですが、全ての金融機関で一人1つの口座しか開設できません。

なぜNISA口座は「一人1つ」なの?

NISAは、税制優遇制度です。もし、複数の口座を同時に開設してしまうと、非課税枠に限りがなくなり制度自体が成り立たなくなってしまいます。NISA口座の情報は金融機関を通して税務署で管理されています。NISA口座開設時にマイナンバーカード情報を提出しているのは、そのためです。

出典元:金融庁HP

『NISA口座は1人一つ』の本当の意味

『一人1つの口座』しか持つことができないと聞くと、口座を開設したら一生その金融機関の口座出なければいけないのか心配になりませんか?その心配は不要です。NISAはたとえ別々の金融機関であったとしても、2つのNISA口座を同時にもつことはできません。つまり同時でなければ良いので、金融機関を変更して別の金融機関で2つ目の口座を持つことができるということになります。

金融機関の変更はできるよ

新NISAには、つみたて投資枠と成長投資枠があります。これらを1つずつの口座とカウントして2つの口座と勘違いしてしまっているケースもあるので、気をつけてください。

1つの口座の中に、つみたて投資枠と成長投資枠があるんだね

もし複数の金融機関でNISA口座の開設申し込みをしてしまったら?

NISA口座開設申し込み後、実際に取引可能になるまでの期間は金融機関ごとに異なってきます。すでにNISA口座を開設している状態で他の金融機関でもNISA口座の開設申し込みをすると、税務署の審査は通りません。万が一、税務署が二重口座になっていることを確認できないままに商品を買付してしまった場合には、商品は一般口座に移管されるそうです。

NISA口座は金融機関の変更ができる

年単位でのNISA口座の金融機関変更はできる

NISA口座の金融機関の変更は、年1回のみ変更可能です。

いつでも変更できるの?

ただし、変更しようとしている年にNISA口座で買付をしているかどうかで、変更できるタイミングが変わってくるので、自分の場合がどうなのか必ずチェックしましょう。

NISAの金融機関変更手続きはいつまで?タイミングと注意点

NISAの金融機関を変更すると今までに購入した商品はどうなる?

B金融機関にNISA口座を変更しても、A金融機関のNISA口座で買付した商品はそのままA金融機関で保有することになります。

この場合、保有していた商品はA金融機関で非課税のまま運用して売却することができるよ

金融機関を変更しても、保有商品の移管はできません。1つの金融機関にまとめたい場合は、A金融機関のNISA口座で保有していた商品を一度売却して、B金融機関で買付し直すという方法があります。

A金融機関のNISA口座で保有していた商品を売却すると非課税枠の復活はどうなるのか疑問に思いませんか?私もよくわかっていなかったのですが、これは変更後のB金融機関のNISA口座で復活するそうなので安心ですね。

焦って、売却しなくても大丈夫だね

NISA口座の金融機関を変更した理由

私はNISA口座の金融機関を、2回変更しています。我ながらよく2回も変更したよなと思うのですが、変更の手続き自体はそれほど難しくはなかったんですよね。当時はまだ旧NISA制度だったのですが、2回も金融機関の変更をしたのには、私なりの理由があったんです。

1回目のNISA口座金融機関の変更理由

以前、別のブログで書いたのですが、私が最初に開設した金融機関対面型の証券会社でした。ではNISA口座での売買をネットで行っでも手数料は1回につき約1500円だったのです。これって少額での取引しかしない私にとって、めちゃくちゃ高すぎたんです。何も調べすにこの金融機関で開設したことを、後悔しました。

理由1手数料を抑えたい

旧NISAは、最初は非課税期間が5年間だったのもあり積立には向いていなかったので、少額で株を買ってみたのですが、買う時も約1,500円、売るときも約1,500円かかるので、合計3000円。つまり100株で3000円以上値上がりしない、損してしまうんですね。これじゃあ、いくら非課税のNISAだとしても手数料で大半の利益を失っていまうことに…

理由2 ネット証券は少額から投資しやすい

少額なのに手数料は高額、店舗型の口座である必要がない。対面や電話での相談することもなかったので、ネット証券の方がいい!と金融機関を変更することにしたのです。当時、投資についての知識がゼロの私は、金融機関変更の際に、株を売却しています。手数料を引いてもギリギリマイナスにならなかったのが救いでした💦

2回目のNISA口座金融機関の変更理由

2回目の金融機関の変更をしたのは、旧NISA制度でつみたてNISAが始まったときでした。当時、本やネットで投資について勉強するようになり、楽天証券のHPの初心者向けの記事がわかりやすかったのでよく読んでいました。

理由1 使いやすいサイトとアプリ

初心者同然の私には、楽天証券のサイトはわかりやすくて、知らない言葉もわかりやすく解説されていて初心者はこのサイトさえみていれば大丈夫と言ってもいいくらいによくできています。アプリの評判もよかったのも魅力でした。

楽天証券で口座を開設していなくても、サイトを見ることができるます。初心者の方におすすめです。

理由2 ポイント投資をしたい

楽天ポイントは通常100円で1ポイントもらえるので、1%にあたります。当時の預金金利は0.001%で、銀行に預金していてもほとんど増えないという中、ポイント投資をしてみようと考えました。

預金の超低金利0.001%と比較したら1000倍✨

変更手続き後もその年中は変更前の金融機関での買付ができることを知らず、翌年まで投資信託の積立しなかったよ…

これが機会損失というやつだね…

NISA口座の金融機関を変更する際に注意すること

手数料が安さや、商品の選択肢が増えたり、サービス向上を求めて金融機関を変更したいと考えてる人もい流ことでしょう。でも金融機関の変更する際に、注意して欲しいことがあります。

金融機関変更の注意点

  • 手続きに時間がかかる(約1ヶ月くらいかかることが多い)
  • 金融機関によって買付できない商品がある
  • 複数の金融機関の口座を持つことになるので管理が複雑になる

NISAの金融機関の変更はメリットばかりではないので、よく調べてからが良さそうだね

新NISAの金融機関変更をしてみよう

NISA口座の金融機関変更手続きのやり方

1.変更前の金融機関で金融機関変更手続き

2.変更前の金融機関から勘定廃止通知書または非課税口座廃止通知書を取得

3.新しい金融機関で手続き

3STEPで変更が完了するよ

NISA口座の金融機関変更には『勘定廃止通知書』か『非課税口座廃止通知書』が必要

変更前の金融期間に「他社でにNISA口座を開設したい」と申し出ると、勘定廃止通知書または非課税口座廃止通知書のどちらかが発行されます。

勘定廃止通知書…年単位で金融機関を変更する際に発行される

非課税口座廃止通知書…NISA口座廃止後に再度開設する場合に発行される

勘定廃止通知書の請求方法は金融機関によって違う

出典元:SBI証券

まとめ

NISAでは1人1つの口座を持つことができませんが、金融機関の変更は可能です。金融機関の変更にはメリットだけではありません。デメリットや注意点を考えてた上で、検討しましょう。

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