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パート主婦や専業主婦が新NISAを始められる?扶養から外れる?贈与税はかかる?

こんにちは!shippoです。

ここ数年の物価上昇はあまに長く続いているので、最初は驚いていたのに最近では「またか…」と思うくらい当たり前のことのようになりつつあります。子どもの学費や老後の資金、お金の悩みは尽きませんよね。

年金もあまり当てにならなそうだし…

こんな世の中だからこそ、専業主婦やパート主婦の方も『少しでもお金増やしたい!』と考えるのは何も特別なことではありません。私は、そんな思いから、NISA(新NISAが始まる前の制度)を始めています。NISAを始める前は、気になるけれどわからないことばかり。なんとなく周りにも聞きづらい雰囲気もありました。何も知らないが故に、パート主婦の私が投資をすると税金や扶養に何か引っ掛かるのでは?というよくわからない疑問を持っていたくらいです。

この記事では専業主婦やパート主婦の方が新NISA対する不安を少しでも解決できるよう、できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。

このブログを読んでわかること

・専業主婦、パート主婦も税制上の扶養から外れることなく、新NISAを利用できる

・贈与税は年間110万円まではかからない

・専業主婦が新NISAを利用するときに気をつけること3つ

目次

新NISAとは何なのか

2024年から新NISAはスタートした制度です。新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠があり、併用して投資することができます。

投資用語って漢字が並んでで、わかりづらい💦

NISAとは少額投資非課税制度のことです少額で投資をする人のために、投資の利益に課税はしませんというものです。投資で得た利益には、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%がかかります。 (例外もあります)  

ざっくりいうと、〇〇会社の株を100株10万円で購入して15万円で売却すると、利益は5万円です。この場合5万円×20.0135%=約1万円の税金を支払うことになります。

新NISAを利用していたら、約1万円の税金を支払わなくても良いということになります。

新NISAでは年間360万円分の株式や投資信託を購入でできるのです、360万円が少額なのか?は人それぞれですね(⌒-⌒; )

つみたて投資枠

つみたて投資枠は、投資信託を積み立てで買い付けできます。

年間120万円、合計600万円まで。

成長投資枠

成長投資枠は、投資信託、国内株式、外国株式、ETF等を買い付けできます。

一括でも積み立てでも買い付けできます。

年間240万円まで、合計1200万円まで。

パート主婦や専業主婦は新NISAを利用できる?

新NISAは日本に住んでいて18歳以上であれば誰でも利用できる制度です。もちろん、専業主婦やパート主婦でも利用できます!投資というと、お金持ちがやることというイメージもありましたが、新NISAは100円から始められるので、利用しやすい制度になっています。

新NISAを利用すると扶養から外れてしまう?

新NISAで利益が出ると扶養から外れてしまうのでは?と心配されている方もいらっしゃるかもしれません。扶養には税制上の扶養と、社会保険上の扶養の2つがあります。

税制上の扶養

新NISA口座での利益は非課税なので所得控除の計算には含まれません。新NISAで利益を得ても税制上の扶養から外れることはありません。

注意が必要なのは一般口座や源泉徴収なしの特別口座を利用している場合なので、NISA口座のみの利用なら問題ありません。

扶養社会保険上の扶養

社会保険状の扶養の判断は、年収130万円が基準のところが多いです。企業によっては、NISAの利益を年収に含めるとこをもあるようなので、それぞれの保険組合への確認が必要になります。新NISAは長期分散積立が基本になります。配当金は額が多い場合は気にする必要があるかもしれませんが、売却しなければ利益は確定しません。

配偶者から費用を用意してもらう場合の贈与税

妻が新NISA口座を利用するための費用を、夫が用意する場合は注意が必要です。

新NISAを利用するとき専業主婦やパート主婦が気をつけること3つ

①配偶者から費用を用意してもらう場合、110万円を超えてしまうと贈与税がかかる

②投資判断は自身が行う

③配当金の受け取り方式を『株式数比例分配方式』に設定(配当金のある株式やETF、投資信託を購入したい場合)

①配偶者から費用を用意してもらう場合、110万円を超えてしまうと贈与税がかかる

年間110万円を超えて夫から資金を用意してもらうと、贈与税がかかってまうので注意が必要です。

言い換えると、年間110万円までは贈与を受けて資金を用意してもらってもOKということです。

※贈与税は、贈与をした人ではなく贈与を受けた人のごとに計算されます。複数人から贈与を受けた場合でも、控除額はトータルで年間110万円までです。

妻本人のパート代はもちろん結婚前の貯金や相続で得たお金は贈与にはならないので、自由に使えるよ。

②投資判断は妻自身が行う

②投資判断は妻自身が行う必要があります。NISA口座は1人1つの口座しか開設できないので、夫が妻の分のNISA口座を利用してしまうと、名義貸しになってしまいます。

③配当金の受け取り方式を『株式数比例分配方式』に設定すること。

配当金が非課税になる新NISAですが他の受け取り方式を選択してしまうと、課税されてしまいます。

非課税がメリットの新NISA。
課税されたらもったいないよ〜

※『株式数比例分配方式』とは、株式を保有している証券会社の口座で配当金を受け取る方式です。

パート主婦や専業主婦もNISAを始められる

このブログでは、パート主婦や専業主婦でも新NISAを税法上は扶養から外れることなく利用できることをお伝えしてきました。

相場は上がったり下がったりを繰り返すものです。これから新NISAを始めてみようという方は、一喜一憂せずに長期・積立・分散がおすすめです。少額から利用できて、利益が非課税になるメリットがある新NISAですが、家計を無理して利用すると生活にも影響が出てしまいますし、投資も長続きしません。家計を見直してみて、無理のない範囲で新NISAをうまく利用してみてください。

※投資にはリスクがあります。

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