中学受験の直前期、「学校を休ませるべき?」という悩みは多くの親御さんが直面します。まわりの子が休み始めると、うちの子も休ませないと不利になるのでは…と焦る気持ちもわかります。でも、休む・休まないに「正解」はありません。わが子の性格と家庭の状況に合わせて、親子で話し合って決めることが大切です。
「学校を休むと落ちる」という噂もありますが、問題は休む・休まないではなく休んでいる時間をどう使うかです。学校を休んで結果を出している子もたくさんいます。
- 小6の1月に学校を休むかどうかの判断基準
- 休んだ場合と通い続けた場合のメリット・デメリット
- わが家が選んだ判断とリアルな体験談

学校を休むメリット・デメリット
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 健康面・生活面 | インフルエンザなどの感染症にかかるリスクが減る。睡眠時間を確保できる。 | 生活リズムが崩れる。体力が低下し、免疫力が下がる。 |
| 学習面 | 入試対策に集中できる。勉強時間を増やすことができる。 | 気持ちが緩んでしまって、集中できない。 |
| 精神面 | 受験に集中できる。家でリラックスできる。 | 学校でストレスを発散できない。受験のことが頭から離れない。 |
| 友達との関係 | 受験について詮索されるストレスを避けることができる。 | 残り少ない小学校生活を友達と過ごす時間が減ってしまう。 |
| 親子関係 | 直前期に親子で取り組むことで、子どもを精神的にサポートできる。親子の絆が深まる。 | 親が子どものサポートのために時間を作る必要がある。親子だけの時間が増え、子どもがプレッシャーを感じてしまう。 |
1月ずっと休む?前日だけ?
「1月中ずっと休む」という選択もあれば、「受験日の前日だけ」「数日だけ」という選択もあります。義務教育である小学校を長期間休むことへの賛否はありますが、大切なのはお子さんのことをよく知っているのは親御さん自身ということ。まわりに流されず、親子で話し合って決めていきましょう。

塾の先生からは「できれば平常通りがいいけれど、休ませる場合はとにかくリズムを崩さないことが大切」とアドバイスをもらいました。塾ごとに考え方が違うこともあるので、まず担当の先生に相談してみるといいですよ。
わが家の体験談:長男は学校大好き派
親として考えていたこと
私が1番気にしていたのは、インフルエンザなどの感染症の流行でした。学校で流行った場合は状況に応じて休ませることも考えていましたが、受験当日の付き添いでパートを休む必要があり、さらに追加で休むのは難しい状況でした。
「もっと勉強時間があれば…」と思うことはありましたが、受験勉強というのはいくらやっても終わりがないもの。学校を休んで時間ができても、受験が迫る不安は解消されないと感じていました。
子どもの性格で判断する
長男は集中力があるタイプですが、同じことをずっと続けるのは苦手でした。家で一日中勉強するのはストレスが溜まりそうで、親子でずっと一緒にいると遠慮もなくなりギスギスしそう…という予感もありました。



何より長男は学校が大好きだったので、「学校行きたくない」なんて絶対言わない子でした(笑)。親子で話し合ったところ、やっぱり「学校休みたくない」の一言。それなら休ませる必要はないと判断しました。
結果:ほぼ通常登校、でも最後にインフルエンザ
基本的には通常登校で、受験日は欠席・第1志望の合格発表日に早退、それ以外はすべて登校しました。最初の受験日から最後まで約2週間、ほぼ普段通りの生活でした。
ところが——最後の受験の前日の夕方に、突然インフルエンザで高熱が出てしまいました。結局その受験校は別室で受験することに。学校で感染したのか、他の受験会場で感染したのか、移動中なのか、今でもわかりません。



学校を休んでいれば防げたのか…と考えたこともありましたが、どんなに対策しても罹る時は罹るものだと思っています。「ベストを尽くして最後までやり遂げた」という事実に後悔はありませんでした。


学校を休む場合の注意点
- 子どもとよく話し合う
- 生活リズムが崩れないようにスケジュール管理する
- リフレッシュの時間やコミュニケーションをとる時間を確保する
- 小学校に欠席の扱いについて確認し、連絡しておく
子どもとよく話し合う
休むか休まないか、どのくらい休むのかは子ども自身にとっても重要なことです。無理に休ませると、結果に影響するだけでなく親子関係が悪化することもあります。子どもの意見を尊重しながら決めていきましょう。
生活リズムが崩れないようにスケジュール管理する
学校を休むと、起床時間が遅くなり食事も遅れ…と生活リズムが乱れやすくなります。休ませる場合は、規則正しい生活の中で学習できるようスケジュールを立ててフォローしましょう。勉強以外にも体力作りや息抜きの時間も大切です。
リフレッシュの時間やコミュニケーションをとる時間を確保する
受験直前期は精神的な負担が大きくなります。学校を休むと友達と関わる時間が減り、ストレスを感じる子も少なくありません。時には受験と関係のない話をしたり、一緒に好きなことをする時間を設けて、コミュニケーションをとることも大切です。
小学校に欠席の扱いについて確認し、連絡しておく
受験のために学校を休む場合、自治体によって欠席の扱いが異なります。受験日が公欠になる場合もあれば、ならない場合もあります。また、受験する中学が小学校の欠席日数を確認する場合もあります。事前に学校に正直に相談して、確認しておきましょう。


まとめ
休む・休まないの判断ポイント
✅ 「学校を休むかどうか」より休んでいる時間の使い方が重要
✅ お子さんの性格・生活スタイルに合わせて親子で話し合って決める
✅ 休む場合は生活リズムを崩さないことが最優先
✅ 欠席の扱いは自治体・受験校によって異なるので事前確認を
✅ 感染症対策はどちらの選択をしてもできる限り万全に
どんな選択をしても、最後は子どもが自分の力を出し切れる環境を整えることが一番大切です。わが家の体験が少しでも判断の参考になれば嬉しいです。












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