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中学受験にママ友は必要なかった

中学受験は受験するのは子どもであっても、家族のサポートは欠かせません。とくに、子どもと接する時間の長いママの役割はとても大きいです。我が子のためにと一生懸命に頑張っているからこそ、悩みは尽きないもの。そんな時に、悩みを相談したり、愚痴を言い合ったできる存在に頼りたくなるかもしれません。

ママ友というのは自分の友だちというより、子どもを通じた友達です。公園や、幼稚園、保育所などでママ友は、頼れる存在になることも。でも、中学受験においてママ友は必要かというとちょっと変わってくるかもしれません。今回は中学受験とママ友について考えていきたいと思います。

このブログを読んでわかること

・ママ友と関係がリスクになることがある

・中学受験にママ友は必要ない理由

・適度な距離感を保つことが

目次

メリットよりストレスやトラブルが多い現実

子育てについての悩みを相談できたり助け合ったりすることができる一方で、ママ友との関係の難しさを感じることがあります。子どもを介した友だちなので、どうしても子どもどうしの関係からトラブルに発展することもあります。特に、中学受験というデリケートな話題は、トラブル原因になりかねません。

ママ友からママ友への噂

うちの息子は子どもと同じ小学校の子が多く通っているA塾ではなく、電車で別の塾に通っていました。少人数の教室だったのもあって、子どもと同じ学校の子は1人もいません。送り迎え等で助け合うことはできませんでしたが、受験校や成績のことで詮索されることもなく、大きなトラブルに巻き込まれることありませんでした。

A塾に通っている子のママたちの間では、子どもたちの塾のクラス分けや志望校についての噂が出回っていました。なぜか中学受験をしない子のママまでその噂話をしているのです。私の耳にも入ってくるくらいなので、きっと本人たちも気づいていたでしょう。人はその時の心の持ちようで、同じ言葉でも良くも悪くもとれてしまうものです。自分もちょっと間違えば同じような目にあったかと思うと、ちょっと怖くなってしまいます。

ママ友との付き合いが負担になることも

逆に娘の時は、ママ友との関係が負担に感じることがありました。塾で他の小学校のお友達ができて、家も近く仲良く通塾するようになりました。しばらくすると、テスト会場への車で送迎を申し出てくれたり、ランチに誘われました。

でも、送迎も何度もとなると申し訳なく感じるようになってきます。我が家はできるだけ電車で、できるところは本人にやらせる方針でしたが、ちょっと無理してでもこちらも送迎を申し出たりすることになります。ランチはそのママ友の娘さんの話もしながらではあるのですが、どう考えてもうちの子どもたちの中学受験の情報を聞くがメインのランチでした。だんだんママ友との付き合いに負担を感じるようになってしまい、少し距離を置くようになったのです。相手の立場からしたら悪気はなかったのかもしれませんが。

あくまで私の場合なので感じ方は人それぞれだと思います、難しいですね…

ママ友との関係におけるリスク

リスク具体例
情報が不確か根拠のないもの、都市伝説のようなものもある
デリケートな情報の流出子どもの成績や受験校などを詮索され情報が広まり、関係が悪くなる
マウンティング成績や受験の合否などで優越感や劣等感を感じトラブルになる
必要以上な人間関係断りにくい付き合いや、塾の送迎などで頼られたり押し付けたりしてストレスになる

中学受験ではママ友がいなくてもいい理由

中学受験は家庭のこと

中学受験は家庭のことであり、家庭の方針や子どもの意見を聞いて取り組むものです。ママ友の言動に左右されて後悔しないように、家庭の方針を守ることが大切です。

必要な情報は塾や学校から得ることができる

ママ友からの情報は、個人的意見や不確かなものが多く含まれています。たとえその情報が間違っていたとしても誰も責任取ってくれません。必要な情報は塾や学校から得ることができるほとんどです。

トラブルやマウンティングなどのストレスから身を守れる

受験はある意味競争であり‘同士のトラブルが子ども同士のトラブルに発展することもこともありますし、その逆もありえます。

マウントを取ろうとする人はどこにでもいますし、価値観はそれぞれ違います。トラブルやマウンティンングに巻き込まれて神経をすり減らすよりも、お子さんのサポートに集中しましょう。

家庭内の情報を詮索されるリスクが減る

受験は他の家庭のことなのに、興味本位で詮索する人もいれば自分の優位性を示したくて詮索してくる人もいたりします。詮索してくる人は何かを守ろうとしているのかもしれませんが、それに振り回されないようにしたいものです。距離を置くことで、そのリスクを減らすことができます。

お互いのためにも適度な距離感で

ママ友との関係が原因で疲れたという声も少なくありません。中学受験はとてもデリケートなことなので、些細なことでトラブルになってしまうことがあります。私自身の経験としては、ママ友は中学受験では必要ないというのが正直なところです。

中学受験ではママ友との関わりは過度な情報交換を避けて、適切な距離感を保つことでストレスを軽減することが可能です。心の安定を優先し、家庭や子どものことに集中できる環境づくりをしていきたいたいですね。

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この記事を書いた人

はじめまして。現役塾講師であり子ども2人の中学受験を経験したママTです。20年近く塾講師をしていて感じていること、自身の子どもたちの中学受験サポートでの経験を生かして、中学受験を考えているママたち向けに、お役に立てる情報をお伝えしていきたいと思います。

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