おしゃべり好きな子っていますよね。塾に来ると話したいことがたくさんあるのか、その日に学校であったことや旅行に行ったことなどを事細かに話してくれる子もいます。
私の知らないことも知っていたりするので、こちらも勉強になることもたくさんあります。
授業中に一見関係なさそうな質問をしてきたり、集中できていないように見えてしまうこともあるかもしれませんが、実はおしゃべりな子は中学受験に向いているんですよ!

おしゃべりな子は好奇心旺盛でコミュニケーション能力が高いなど、中学受験で活かせる資質を持っている。
おしゃべりな子でないからといって中学受験に向いていないわけではないので、お子さんの特性に合わせてサポートしていくことで資質を育ていくことが大切です。
おしゃべりな子の特徴
好奇心が強い
おしゃべりな子は、さまざまなことに対して、なぜ?何?と興味を持つことが多いです。自分のわからないことや自分が知りたいことを言葉にして質問することができたり、調べたりする場面が多くみられます。

自ら知りたいと思ったことは、記憶にも残りますよね。旅行などに行った際に得られる知識は、中学受験でも問われることが多いです。
例…旅行の際の、交通手段が新幹線なら駅名や通過した都道府県名、旅行先の特産品や名所など


コミュニケーション能力が高い
自分から積極的に人と関わり、日常的にわからないことや知りたいことがあるときは質問して疑問点を解決することができます。また会話を通して新たな知識を得ることができます。



人との関わる機会が多く、語彙力が高いです。
自分の考えていることを言葉にできる
受験ではインプットだけではなく、アウトプットできる力が必要です。おしゃべりな子は、人との関わりの中で、相手に自分の考えを伝えるというアウトプットの作業を自然としていることになります。自分の考えや疑問を言語化することによって、より考えが深まり学びへの意欲が高まります。



言葉にすることで褒められたり認められたりすることで、学習意欲がさらに高まるという好循環が生まれます。
おしゃべりな子の強みを中学受験に生かす
おしゃべりな子の強みと中学受験に活かせる場面
おしゃべりな子の強み | 中学受験で活かせる場面 |
---|---|
好奇心が強い | より多くの知識を得る、難しい問題に挑戦する意欲が育つ |
疑問に感じたことを質問できる | わからないことをそのままにせずに解決できるので、効率が良い |
自分の考えていることを言語化できる | 受験に必要なアウトプットができる |
コミュニケーション力が高い | グループ学習や面接での対応力がある |
おしゃべりな子の特徴がマイナスになることもある
授業中に集中が切れる、おしゃべりの度がすぎて授業の妨げになってしまう、自己主張が強すギルと周囲とトラブルになってしまう、ということもあるので、強みを活かせるようお子さんに合わせてサポートすることも必要です。
まとめ
おしゃべりな子は好奇心旺盛でコミュニケーション力がなど、中学受験で活かせる資質を持っています。一方で集中力や自己コントロールが課題になる場合は、まわりのサポートが必要です。
おしゃべりな子ではないからといって、中学受験に向かないというわけではありません。成長の過程での違いがあるのは当たり前ですし、未熟なところはサポートすることで成長を促してあげましょう。また、中学受験に向いている特性はたくさんあるので、それぞれのお子さんの良いところを伸ばしてあげることが大切です。


コメント