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塾の送迎どうする!?中学受験の親のサポートどこまで?

中学受験のために塾に通うとなると、塾の送り迎えについて考える必要が出てきます。

低学年のお子さんの場合、1人で通わせることに不安を感じる保護者の方が多いです。高学年になると塾の授業の終了時間が遅くなるので、送迎が必要になることもあるでしょう。

このように塾の送迎は、中学受験をするこの親にとって大きな課題となることがあります。

このブログを読んで欲しい人

中学受験を考える保護者で塾の送迎について知りたい人

塾の送迎の工夫を知りたい人

目次

学年ごとの送迎状況

中学受験の学習塾への送迎は、塾の場所や家庭の状況によって異なってきますが、まとめるとおおよそ以下のようになります。

学年送迎状況
小学3年生保護者が塾まで送迎していることが多い。
小学4年生1人で通塾する子もいるが、保護者が送迎していることが多い。
電車、バスで通塾する子も出てくる。
小学5年生子どもだけで通塾することが増えてくる。
保護者が塾まで送迎していることが多い。
小学6年生子どもだけで通塾しているケースもあるが、最寄り駅まで保護者が迎えに行くケースもある。
塾まで送迎している家庭も一定数ある。

私の経験では、お子さんが高学年でも帰りは迎えに行く保護者が多かったです。

うちの場合の送り迎えの状況

長男が小4で通塾を始めた塾は、電車で1駅のところにありました。自宅最寄り駅までは徒歩15分かかるのもあって、小4の前半は車で塾まで送迎をしていました。小4夏頃からは、行きは自宅最寄り駅まで車で送ったあと長男1人で電車で通い、帰りは長女を連れて車で塾まで迎えに行っています。

Suicaの使い方やチャージのやり方を何度か練習し、キッズ携帯を持たせるようにしました。

長男小5の時に転塾した塾も以前の塾のすぐ近くにあったのですが、帰宅時間が遅くなり、授業が終わるのが21時前。帰りは塾まで車で迎えにいくことがほとんどでした。

長男小6になった時に小4の長女も通塾を始め、長男は平日週3、長女は平日週2で通塾していました。

長男と長女の通塾日が、重なっていたのでまだ良かったのだと思います。

講習の時や、学校からの帰宅が早かった時は、行きだけ子どもたちだけで電車で行ってもらった時もあります。

ある日の塾の送迎

パートから16時過ぎに帰宅→塾弁作り→子どもたちを塾へ車で送る→夕食の準備、家事→塾まで長女のお迎え→長女に夕ごはんの用意→塾まで長男のお迎え→長男に夕ごはんの用意、お風呂→塾の宿題チェック

塾弁作りにかけられる時間は15分くらいしかなかったので、簡単なものばかりでしたが、それでも塾弁作りは大変だったので、コンビニにもお世話になりました💦

塾で休憩時間も10分ほどしかなかったので、むしろささっと食べれるものでよかったみたいです笑

そのほか、土日にテストや志望校別の講習もあり、兄妹の習い事のお迎え等との調整にも苦慮しました。

夫が仕事で帰りが遅かったので私1人でこなさなければならず、毎日送迎のことを気にしながら生活していた感じですが、子どものためと思うと頑張れてしまうから不思議です笑(みなさんは無理しすぎないでくださいね)

テストの会場が遠い時は、行きと帰りでママ友と送り迎えを分担したこともありました

塾の送り迎えで考えるべき点

  • 子どもの安全の確保
  • 習い事など兄弟間の調整
  • 仕事や家庭の都合
  • 経済的、時間的負担

子どもの安全の確保

塾の場所によっては、電車やバス、自転車などを利用したり、人通りが少なかったり繁華街などにある場合もあり、安全の確保が問題になります。

習い事など兄弟間の調整

兄弟間で習い事が違っている場合には、塾への送迎時間が重なってしまうこともあります。同じ塾に通っていても曜日が異なってしまうこともあり、保護者への負担は大きくなります。

仕事や家庭の都合

塾の送迎の時間は仕事や夕食の準備などの家事の時間と重なりますし、下のお子さんの育児等、介護等がある場合はさらに精神的にも体力的にも負担がかかってしまいます。最近は共働の家庭が増え、男性の協力が得られることも多くなってきましたが、それでも女性への負担が大きいのが現状です。

私の勤務している塾でも、送迎している保護者の中にはスーツ姿のパパも見られますが、圧倒的にママの送迎が多い印象です。

経済的・時間的負担

送迎にかかる時間や、交通費もかかってきます。1回の金額はそれほどではないかもしれませんが、週3回に加えてテストなどの交通費となると、意外と負担は大きいものです。塾の費用だけでも家庭の負担は大きいので、できるだけ出費を抑えたいところではないでしょうか。

塾の送迎の負担を減らすための工夫

お子さんの自立を促しつつ、必要なサポートは行わなければなりません。ただ、必ずしも塾まで送り迎えをしなければいけないわけでないですし、保護者の負担が大きくなりすぎないように工夫をしていうことが大切です。

  • 夫婦で役割分担する
  • 兄弟やお友達と一緒に通塾させる
  • 祖父母やママ友に協力してもらう
  • 最寄り駅や最寄りのバス停までの送迎にする
  • 塾の自習室を活用する
  • 送迎が不要な塾を選ぶ
  • 送迎サービスを利用する

塾の自習室を利用して、保護者の都合が合う時間に送迎したり、自宅から近い塾を選ぶという方法もありますが、最近では送迎バスのある塾もあります。送迎の問題だけで塾選びをすることはおすすめしませんが、塾選びの条件の一つとしては考えられるでしょう。

経済的に余裕があれば、自治体のファミリーサービスや、キッズタクシー、送迎代行サービスなどを請け負っている業者を利用することを考えてみてもよいかもしれません。

※共働き家庭のための塾送迎対策については別のブログで、まとめていきたいと思っています。

まとめ

中学受験において塾への送迎は、お子さんの学年や、通塾時間、移動手段、家庭の事情等によって対応は変わってきます。

学年が上がるにつれて、お子さん1人でまたはお友達同士で通塾するケースが増えてきますが、保護者が送迎することにも、コミュニケーションが取れる、塾の様子が聞ける、安全の確保などのメリットがあります。

一概に、送迎が必要、不要と決めつけるのではなく、お子さんの自立を促しつつ、家庭の事情に合わせて工夫して乗り切りましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして。現役塾講師であり子ども2人の中学受験を経験したママTです。20年近く塾講師をしていて感じていること、自身の子どもたちの中学受験サポートでの経験を生かして、中学受験を考えているママたち向けに、お役に立てる情報をお伝えしていきたいと思います。

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