子どもの自主性を尊重するがあまり、子ども任せになってしまって何もしない親になっていませんか?
塾では大量のプリントが使われ、その整理もお子さんだけだと難しい場合が多いです。
親が全てやる必要はありませんが、どうしたら整理しやすくなるかはについては保護者のサポートが必要です。多くの場合受験までは3年以上の期間があるので、お子さんだけでモチベーションを保つことは非常に難しいです。
中学受験においては、自主性を尊重して親が何もしないということは無関心とは違いますが、親子の関係や受験の結果を左右することにもなりかねないので注意が必要になります。

親が子ども任せで何もしない理由
- 塾に行かせているからと塾任せにしてしまう
- 受験自体をよく知らない
- 仕事や家事に忙しく時間の余裕がない
宿題のサポート
宿題をやってこない理由
私が塾の講師をしていて宿題出された宿題を生徒がやってこない時に、理由を聞くと
⒈時間がなかった
⒉忘れていた(どこが宿題か分からなくなった場合も含む)
⒊プリントやテキスト、ノートなどがが見つからずできなかった
だいたいこの3つの理由が返ってきます。
宿題をやっているかを把握していますか?
宿題を出さない塾などないですし、提出された宿題をチェックしない塾などありません。
宿題が終わっていないことに、保護者が気づいていないということがほとんどでしょう。

どの理由だとしても、続くときは要注意です。
中には、途中の問題を飛ばして終わったと言っている子もいます。
宿題が終わったといっていても、間違えているのに丸がついていたりすることもよくあります。
子どもの自主性に任せることは良い面もありますが、初めから自主性が身についている子はいません。
中学受験を通して、子どもの自主性が育つようにサポートしていく必要があります。
親が何もしないことで子どもに与える影響
- 学習習慣や生活習慣が身につかない
- 成績が上がらない
- 中学受験へのモチベーションが維持できない
- 親子関係が悪くなる、子供が孤独や不安を感じる



受験の合否だけでなく、親子関係に影響が出てくる場合もあります
親かやるべきこと3つ
- 子どもの精神的サポート
- スケジュール管理
- 学習環境を整える
子どもの精神的サポート
子ども話に耳をかたむけ、子どもの成長や努力を褒めてあげましょう。
宿題をやることは当たり前のことかもしれません、宿題を終わらせたことや、間違いをきちんと直したことでも構いませんので、褒めてあげましょう。



小さな成長や努力でも褒められることで、やる気につながります!
スケジュール管理
塾や学習、習い事などのスケジュール管理は、見える化して共有しましょう。



カレンダーを作ったり、スマホのアプリでの共有がおすすめです。
学習環境を整える
学習しやすい環境を整えるために、プリント整理や教材の管理がしやすいようにサポートしてあげましょう。
お子さんにってサポートの仕方は変わってくるので、合わないなと思ったら臨機応変に変えていくことも大切です。



終わった宿題、終わっていない宿題を別々に入れるかごを用意するのもおすすめです。
まとめ
中学受験において、親の役割はとても大きく「親子の受験」とも言われるほどです。
中学受験はやるべきことや子どもだけでは難しいことがたくさんあります。
そのため、自主性を尊重することは子育てにおいてとても大事なことでありますが、中学受験においては子どもの自主性が育つように親がサポートしていく必要があります。
共働きのご家庭も多く時間的に余裕がない方ママもたくさんいると思いますが、お子さんいあったサポートができるよう中学受験について情報収集していきましょう!


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