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パート主婦や専業主婦が新NISAを始められる?扶養から外れる?贈与税はかかる?

こんにちは!shippoです。

新NISA制度が始まってから10ヶ月。

新NISAは気になるけど

専業主婦や、パート主婦は新NISA を利用できるの?

よくわからない=怖い、不安

と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここ数年の物価高騰、お子さんの学費や老後の資金、お金の悩みは尽きません。

年金もあまり頼りにならないし…

小さなお子さんがいたり介護などのご家庭の事情で専業主婦の方や、家計の足しにとパートをしている主婦の方もたくさんいらっしゃいますよね。

そんなパート主婦や専業主婦の方の多くの方が

『少しでもお金増やしたい!』

という気持ちを抱いているのではないのでしょうか。

数年前の私もそのような思いから、NISA(新NISAが始まる前の制度)を初めて今も継続しています。

この記事では

専業主婦やパート主婦の方が新NISAを始めたいけれど利用できるの?

扶養や贈与税はどうなるの?

という不安を少しでも解決できるよう、解説していきたいと思います。

目次

この記事を読んでわかること

  • 専業主婦、パート主婦も扶養から外れることなく、新NISAを利用できる
  • 贈与税は年間110万円まではかからない
  • 専業主婦が新NISAを利用するときに気をつけること3つ

新NISAはどのような制度か

2024年から新NISAはスタートした制度。

簡単に言うと

NISAとは少額投資非課税制度のこと。

新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠があり、併用して投資することができます。

投資用語って漢字が並んでで、わかりづらい…

少額で投資をする人のために、投資の利益に課税はしません

というものです。

(年間360万円が少額なのか?は人それぞれですが・・・)

つみたて投資枠

つみたて投資枠は、投資信託を積み立てで買い付けできます。

年間120万円、合計600万円まで。

成長投資枠

成長投資枠は、投資信託、国内株式、外国株式、ETF等を買い付けできます。

一括でも積み立てでも買い付けできます。

年間240万円まで、合計1200万円まで。

パート主婦や専業主婦は新NISAを利用できる?扶養から外れる?贈与税は?

パート主婦や専業主婦は新NISAを利用できる?

新NISAは日本に住んでいて18歳以上であれば誰でも利用できる制度です。

もちろん、専業主婦やパート主婦でも利用できます

新NISAを利用すると扶養から外れてしまう?

新NISAで利益が出ると扶養から外れてしまうのでは?

とされている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、新NISAの利益は、非課税なので所得控除の計算には含まれません。

新NISAで利益を得ても、扶養から外れることはありません。

配偶者から費用を用意してもらう場合の贈与税

妻が新NISA口座を利用するための費用を、夫が用意する場合は注意が必要です。

注意する点は以下3つ。

①配偶者から費用を用意してもらう場合、110万円を超えてしまうと贈与税がかかる

年間110万円を超えて夫から資金を用意してもらうと、贈与税がかかってまうので注意が必要です。

言い換えると、年間110万円までは贈与を受けて資金を用意してもらってもOKということです。

※贈与税は、贈与をした人ではなく贈与を受けた人のごとに計算されます。複数人から贈与を受けた場合でも、控除額はトータルで年間110万円までです。

結婚前の貯金や、相続で得たお金は贈与にはならないので、自由に使えるよ。

②投資判断は妻自身が行う

②投資判断は妻自身が行う必要があります。NISA口座は1人1つの口座しか開設できないので、夫が妻の分のNISA口座を利用してしまうと、名義貸しになってしまいます。

③配当金の受け取り方式を『株式数比例分配方式』に設定すること。

配当金が非課税になる新NISAですが他の受け取り方式を選択してしまうと、課税されてしまいます。

非課税がメリットの新NISA。
課税されたらもったいないよ〜

※『株式数比例分配方式』とは、株式を保有している証券会社の口座で配当金を受け取る方式です。

パート主婦や専業主婦もNISAを始められる

このブログでは、

パート主婦や専業主婦でも新NISAを扶養から外れることなく利用できる、

そして以下3つに注意すれば贈与税はかからない

ということをお伝えしてきました。

新NISAを利用するとき専業主婦やパート主婦が気をつけること3つ

①配偶者から費用を用意してもらう場合、110万円を超えてしまうと贈与税がかかる

②投資判断は自身が行う

③配当金の受け取り方式を『株式数比例分配方式』に設定(配当金のある株式やETF、投資信託を購入したい場合)

8月に植田ショックと呼ばれる株価の大暴落がありましたが、その後すぐに持ち直しました。相場は上がったり下がったりを繰り返すもの。

これから新NISAを始めてみようという方は、一喜一憂せずに長期、積立、分散投資がおすすめです。

少額から利用できて、利益が非課税になるメリットがある新NISAですが、家計を無理して利用すると生活にも影響が出てしまいますし、投資も長続きしません。

家計を見直して、無理のない範囲で新NISAをうまく利用していけるといいですね。

※投資にはリスクがあります。

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